されどわが日々

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どうやってホテルを探す?その1ウィーン

 パックト・ツアーの凄いところは、ホテルをいちいち探さなくてもおおよそ見当のつくところをセットしてくれているところもあげておいて良いでしょうねぇ。尤も私にとってのメリットはとにかく荷物を運んでいってくれるってことが最大のメリットですけれど。

 

 近頃はパックト・ツアーにのって旅をして、そのあと現地に残って多少わかった街を、自分たちでなぞるという方法をとっています。これをやるとグループでは体験しなかったことを楽しむことができます。例えばとにかく丸一日現地のパブリック・トランスポーテーションで動き回るなんてことができるわけです。

 

 だけれど、一番の問題点はホテルをどうやって探すかってことなんです。その街で一番レベルが高いホテルを予約すればすぐに問題は解決ですが、それでは費用がむちゃくちゃ掛かってしまうことになります。

 

 私はどうやって探したのかというと、これがほとんどネットの評判です。

 では、個々のホテルについて言及してみましょう。

ウィーン:

1. Hotel Konig von Ungarn

    A-1010 Wien

   Schulerstrasse 10

 http://www.kvu.at

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 2011年6月に初めて滞在したときに4泊。小さなホテルですが、とてもお洒落。ただし、一泊210ユーロもする。それなりのサービスが期待できる。従業員の女性は皆さん優秀でフレンドリーなんだけれど、男性諸氏はほとんど期待ができない。若い人だけ確か。なにしろロケーションは最高でシュテファンのすぐ傍。

 ここはネットを検索していて現地の日本人の方が「ご推薦」と仰っていたので、即決め。もちろんウィーンも大観光地だから世界的に著名な大ホテルチェーンはもちろん、ザッハーや、インペリアルといった地元の超一流ホテルはいうことがないのだけれど、このあたりは宝くじにでも当たらないと全く縁がない。

 

2. HOTEL FUERSTENHOF VIENNA

Neubauguertel 4 A-1070 WIEN.

Tel.:++43 1 5233267 Fax:++43 1 523326726 

reception@hotel-Fuerstenhof.com

http://hotel-fuerstenhof.at

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 2011年秋に中欧四カ国ツアーのあと、ブダペストから鉄道を使ってやってきたときに4-5泊泊まったホテル。とにかくウィーン西駅の目の前にあって、駅からほぼ濡れずに入ることができる。一泊90ユーロくらい。指定されたのは3回の部屋で、扉を開けるとそこは自分の部屋ではなくてロビーのよう。それから自分の部屋を開けると、二部屋あって、両方にシングルベッドが二つある。どういうこと?と思ったので聴くと、どっちで寝ても良いけれど、どっちかに決めてね、という。要するにこの部屋は最大4人部屋ってことだ。言葉で聴くと素晴らしい部屋のように聞こえるけれど、ずっとこのままなんじゃないの?という雰囲気だ。翌日部屋に帰ってくると確かに使わなかった方のベッドはリネンが撤収されていた。滞在中そっちはテレビ部屋とし、ネットにつなげる部屋とした。そうそう無料のwifiは心地よいというほどではないけれど繋がる。

 二度目でどうやらウィーンの雰囲気がわかったので、地下鉄さえ使えればどこでも良いやと、到着するやいなや一週間の切符を買って地下鉄を乗り倒しました。

 とてもとても古い、かつては豪華アパルトマンだったとおぼしき建物。リフトは良く壊れないと思うシャフト式。建物の中に若者受けタレントとおぼしき連中の宿泊時の写真。下世話そのもの的なフロントの親父。こっちも負けじと朝食時にサンドイッチを作って持ち出す。

 周囲はかなり繁華街的な雰囲気なれど、夜はどこかから地下鉄で帰ってきてそのままホテルに入ってしまえばなんの問題もない。オペレッタを観劇にフォルクス・オパーへも行ったけれど、それもここからは地下鉄で一本。カーレンベルグへ上がるバスに乗り換える駅、ハイリゲンシュタットへも地下鉄で移動できるというわけで、非常に便利な位置にあります。

ここからプラハへ鉄道で移動したけれど、その列車は南駅が工事中でマイトリングの駅から出発すると聞いていたのでそこへの移動も西駅からだと地下鉄で一本。

 ただし、値段が値段なので、バスタブはなくて、しかも内装は貧弱。どうも私は虫に食われたらしく、足に点々と赤くなって痒かった。次回はどうするか、悩みどころ。多分地下鉄でもっと外側に行くかも知れませんね。