されどわが日々

NIKON Coolpix P950/SONY RX100V オート専門

ガードが好きだ

 

 こんなふうな、脚光を浴びることなく、何十年も耐えてやってきた、古びたガードが好きだ。なんでなのか、理由はわからないけれど、労わってあげたくなる。ただただ耐えている。

 このレンガを積んだやつはどんなやつだったんだろうか。威張りながら積んでいたのだろうか。悟りを開きながら積んでいたんだろうか。鼻歌混じりだったんだろうか。チキショウと思いながら誰かへの恨みを力に変えて詰んだんだろうか。

 

 バス停のベンチに座っているおじさんがいた。傍に「エア・ベッド」の箱を置いている。赤ら顔で暑そうだ。バスが来たから「バスが来ましたよ」といったら、「いや、乗らないから」といっていた。あ、辛くて休んでいたのかもしれない。そのままバスに乗って行ってしまったが、大丈夫だったかなぁ。

 

 

 

 

      

一触即発

 

帰りのバスは結構人が乗っていた。
降りようとしたら出口を塞いでいる爺さんがいた。
「ごめんなさい」っていったんだけれど知らん顔している。
 しょうがないから、ぐいっと押して降りた。
するとその爺が「んだよ、この野郎!」といった。
当然ムッとするっしょ?
「なんだよっ!」といいながら降りた。

 すると後ろの方でそいつが「待てよ!このやろぉ」といいながらバスを降りてきたから「なんだ!」といった。
 するとそいつ、急に「あんたに言ったんじゃないんだよ、他のやつに言ったんだよ」と舵を切り替えてきた。 
 勢いよく降りてきたくせに方向転換、はやっ!
嘘をつくな、お前は俺に「待てっ!」といったじゃないか!と応酬。
すると、そうじゃないんだってば、頑固だなぁ!という。
話にならん、と踵を返していってしまう。
 爺さん同士の殴り合いにならなくてよかった、防災の日。







       

君みたいな

 

 君みたいな軽佻浮薄な人間は見たことがない、といわれたことがあったなぁ。子どもの頃からお調子者と呼ばれていたから、別段不思議はなかったけれど。そういった人はずいぶん立派な人生を歩んでいったんだろうなぁ、と皮肉を込めて思う。

 こういう話は悲しいことにいつまでも忘れないもんだなぁ。

 

 肝に銘じて今でも忘れない、そんな言葉をかけてくれた人のことも忘れない。そういう人たちには共通する点があって、それが「フェアネス」ということだった。「正義」といっても良いかもしれない。ズルをするという発想がそもそもそういう人たちにはない。

 そういう人は日頃から清々しい。楽しい人生を送ってくださっただろうと思う。

 

 

 

      

 


 

お祭り

 

 この週末は谷中の諏訪神社の祭りだった。三浦坂を降りてくると、千駄木の方へ行く通りが満艦飾の国旗や提灯で派手に飾られていた。さすがの日曜日でいつもと全く様相が違っている。根津のなんでも売ります、セカンド・ハンドショップの「ほたる」が月曜日でもないのに、お休みになっていたのは、ふれあい館のイベントにでも駆り出されているからなんだろうか。店主の方もそれほど若いわけではないから、急にお休みになると、気になってしょうがない。

 木曜日から日曜日にしか店を開けない古本屋がいつもの散歩道にある。以前は店頭の300円本なんぞも買ったし、中でも買ったことがあるんだけれど、今や1,200円とか1,500円の本もなんだか身分不相応な気がして手を引っ込めてしまう。

 

 

 

     

 

 

 

       

ヨタヨタ

 

 今日はてっきり少し涼しくなって、出かけやすくなるんだと思っていたんだけれど、外に出てみて、ひどくがっかりした。ムッとするほどの湿気である。天気予報が最高気温32℃だなんていってやがる。まる二日家のエアコンの中にこもっていた老骨には堪えるのである。

 昨日友人からハガキが来た。几帳面にパソコンで縦書きに印刷してある。ところが最後の日付を2006年としてある。思わず笑ったら、後からメールで「2006年と書いた気がする」と連絡が来た。それで、またもや洒落た絵葉書で返事を書いた。彼が住んでいる区の中央図書館へ行ったので、その地元のポストに放り込んだ。
 ロイヤルホストがあったので、ハンバーグステーキを食べたいなと思ったので、入って行ってメニューを見せてもらったら、1,800円もするのでやめて出てきた。
 向かいのスーパーで贅沢ハンバーグというレトルトが360円だったからそれを買った。明日の朝パンに挟んで食べよう。