されどわが日々

NIKON Coolpix P900/SONY RX100V オート専門

思い出した一言

 ある人からエクセルに2000件の住所録のインプットを請け負ったことがある。もちろん無料に決まっているが結構手間だった。そのデーターから年に一度か二度、宛先ラベルの印刷をする。しかし、当人はそれが出来ない。自宅にいってプリントアウトする。ラベル用紙はインクジェット様が準備されていた。ところがプリンターが上手く機能しない。どうやらプリンターの何かがダメなようだ。

 じゃ、しょうがない、うちでプリントしますよ、と持ち帰る。ところがうちはレザーだ。他の友達のプリンターを借りようと電話して出かける。するとこちらのお宅は窓機だ。私は窓機の操作に慣れていない。窓機のオフィスでラベルを印刷する方法がよくわからない。結果として出来なかった。

 うちに持ち帰り、レザー用の用紙を購入し、とうとう一枚一枚手差しで印刷する羽目となった。ようやく印刷し終わったものを届けた。

 結果はどうだったかというと、手差しだったので、何枚か欄からずれたものがあったらしい。彼はその後私になんといったかというと「どうせやるならちゃんとやれよな!」という反応だった。彼はパソコンの操作がよくわかっていない。だからこの一件に関して、私がどれほどの費用を自分で負担し、どれほどの時間を費やし、どれほど苦労したのかを知らない。理解できないのだから仕方がないじゃないか、という言い方もあるが、人の苦労を慮ることの出来ない。これまで何度こんなことがあったことだろうか。